冷蔵庫をソーラー発電で稼働させたときの損益分岐点

 今日はバイトがないので、ギターの練習をしたいとは思いますが・・・、とりあえずソーラー発電ネタ。

 プチソーラー発電システムを構築しましたが、総費用3万円オーバーをかけた結果が、「スマホ、モバイルバッテリーの充電」と「ロウソクよりはましな夜間室内灯」、「ラジオの電源」を確保と、ま~結構なコスト高w
 ちなみに、本日1782円のラジオが届きました。私のソーラー発電システムのUSBモジュールからの直刺しだと、電波障害で雑音だらけでした・・・。電池とモバイルバッテリーでは問題なかったのですが、気休めのノイズ除去用のフェライトコアを本日も衝動買いwww

 3万円のコストのうち、小さなバッテリーの5千円と、40Wのソーラーパネル7千円と、コードとかケースの約3千円を抜いた、1万5千円分は次のステップのソーラー発電システムにも流用ができますが、実際のところ、普段使用している冷蔵庫をソーラー発電の電気100%で運用した際に、何年で元が取れるのか、かるく計算してみたいと思います。

冷蔵庫の1年間の電気代

 我が家の冷蔵庫は一人暮らし用の200ℓ弱のやつで、年間消費電力は、304KWh
 中部コミカライズの1KWhの料金が、28.75円(300KWhを超えた際)ですので、高く見積もっても

 冷蔵庫の1年間の電気料金 8740円

冷蔵庫の瞬間消費電力と、通常の消費電力

 今回のたぬき算と省エネ?生活のために、ワットチェッカーを1473円で購入。
 まじ、無駄使いwwww

 冬のこの時期にコンセントを抜いて、冷蔵庫の扉を全開にして数分置いたあとに、この計測器にプラグを刺した際の起動電力を確認。

 冷蔵庫の起動電力 550W

 コンセントを刺した後、10秒あたりで50W程度の定格運転になり、さらに数分後はなんと0W表示に(5W以下は0と表示される)
 冬場はかなり消費電力が抑えられていると感じました。

冷蔵庫を動かすためのインバーターの選定

 冷蔵庫の起動電力が550wでしたので、最低限必要なインバーターの能力は定格600Wかな。
 550Wでの運転が数秒続いていたので、500Wや300Wのインバーターだと多分起動できないかもしれない。

 600W付近の純正弦波のインバーターで、60Hzの切り替えスイッチがついているようなものは玉数が少なく、値段も1000W級と変わらないので、とりあえずの次のステップでほしいインバーターは、

 1000w定格 最大2000w 50Hz/60Hz切り替え が最低ラインとして、実売1万5千円程度。ただし中華製。

 セルスターとか、大橋産業、大自工業等の日本メーカーになると、お値段5万円なり。

 すでに1時間、いろんなメーカーや製品を調べていますが、インバーターに関しては中途半端なものを買うと買い替えることになるので、大は小を兼ねるということで、

 24vバッテリー仕様 定格1500W以上 日本の電気事情に対応(50hz/60hz切り替え)に絞り

 今の一番の候補は、

 電菱(DENRYO):正弦波インバータ SPシリーズ SP-1500-124A

 超安心の日本設計。ただしお値段はアマゾンでも7万7千円・・・・。

 それでは高いので、

 IKEMI インバーター 24v 正弦波 2000w 5mリモコン付き

 中華で安いとはいえ、2万9千円なり。

 GIANDELという中華ではなく、欧米系のメーカーがあって、コストも評価もよいのですが、55hz固定でそれによる問題も発生しやすいというレビューもあるので・・・、なんとも難しいですね。

 値段を気にしなければ、電菱(DENRYO)というメーカーが一番安心と感じました。

 インバーター全般の話ですが、いろいろレビュー見ていると、冷蔵庫のように24時間、365日付けっぱなしというのは、かなり寿命が短くなるみたいですね。

蓄電池 リン酸鉄リチウム電池 の選定

 冷蔵庫の年間消費電力が304KWhですので、一日分を多めにみると、1KWh。
 雨が日が続くのを想定して、三日分が必要とすると、3KWh。

 24vで割ると、125A

となると、妥協すると

 24V100Aのバッテリーが1個

 安心をとると、

 24V100Aのバッテリーを2個 用意し並列接続

 この場合は、4.8KWhの容量になるので、かなり安心。ただし、お値段は

 1個 8万29800円なり。

 2個で 17万円なり。

ソーラーパネル

 冬場の冷蔵庫の定格消費電力が50Wであるため、少し多めに数値を見ても、1時間に100w。
 一日 2.4KWhとして、昼間の6時間でそれだけのW数を稼ぐには、400wのパネルが必要(効率100%として)
 アマゾンの新品ですと100W1万円*タイムセールで2割引きぐらいが相場なので、3万2千円がパネル台。

 パネルの架台をDIYするのにもお金がかかるの、合計5万円は必要かな。

たぬき算

 インバーター(配線等含む) 3万円
 蓄電池(配線等含む) 9万円
 ソーラーパネル(配線、架台含む) 4万円
 そのほかの雑費 2万円

 さらに追加で色々買うと思うから20万円というところでしょうか。

 冷蔵庫だけでペイするには、23年はかかりますな~。

 ま~実際、このシステムを組んだら、シーリングライトとかの消費電力が少ないのはカバーできるので、ある程度は回収できるのですが・・・

完全オフグリッド生活

 よ~考えたら、電気代は月平均8千円程度なので、年間の電気代は10万円程度。
 部品の耐久年数が5年とし、5年分の電気代を50万円と考えるなら、すべてをソーラーでまかなうとした際は、50万円でシステムをそろえないといけない。

 電菱の正弦波インバーターには、2台運用で単相200vのシステムが組める製品があるのですが、これは1500wで1台15万円程度。2台で3000wになるので、30万円をインバーターにつぎ込めば、30Aの電気契約と同じことができるんですよね、多分。

 蓄電池が24v100A*2個の場合は、20万円

 家庭菜園の土地がなくなってしまうけど、400Wのパネル4~6枚あれば、夏場のクーラーも常時稼働できるのではと、甘い計算w
 パネルは枚数が増えるほど業務用で安く買えるので、パネルで15万円

 ソーラーチャージャーは3万円も出せば、いいのが買えるかな。

 ということで、70万円あれば、完全電気自給生活が始めれるかもね!!
 (DIY作業が前提ですが)

 思ったよりも安いな、とは思いました。

 巷の電力会社のソーラーシステム(買取)とかだと、なんか中途半端なシステムになりやすい(停電時に屋根に載っているソーラー発電した電気を自由に使えない、そもそも蓄電池は別料金メニュー)のに、100、200万円の価格ですからね。

ま~とりあえずは、物置発電所から

 冷蔵庫や給湯器が動かせれば、災害の時に安心かなとは思いますが、やはり費用対効果を考えると、今すぐにはいらないかな。
 でも、あると安心なので、少しづつでも部品を増やしていきたいですね~!

と、今日もギターの練習時間が無くなっていく^^;

 夕方から書き始めたブログですが、すでに3時間経過してます。

 今日こそはギター弾くぞ!!!

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