DIYで家の電気配線工事 その2

 今日、バイクツーリング仲間に、「コン太郎はインドアの趣味を持っていていいよな~」と言われました。

 あ~、そうか!!

 このソーラー発電システムで費用対効果を一応考えてはいますが、丸一日、ひたすら熱中してDIY作業に没頭するのも趣味と思えば、

 「ほんの10万円程度の出費、一回海外旅行にでも行ったと思えば同じだ!!」

 と、無駄遣いの正当性を追い求めてます。

本当に丸一日作業

 朝6時に起きて、屋根裏に入り、各部屋、トイレ、玄関等のLEDライトの配線とスイッチ配線に識別のテープを貼る。

 朝8時ぐらいから、浄化槽のブロワーの電源コンセントを、引き込みできるタイプに変換。
 そのブロアの商用100vを分岐し、内側の部屋に引き込むのと、まだ届かないソーラーパネル用の配線引き込みの準備。

 私の20年間の会社の保全活動で培かった技術(工具室に転がっていた適当な丸棒をキリとして活用)と、後戻りできない思い切った行動力!?で、家に穴をあける。

 画像は8mm程度の棒ですが、この前に2mmのステンレス棒で部屋の壁のどこに貫通するかを確認済。
 ソーラーパネルを引き込むための細い電線は難なく通せたのですが、商用100vのFケーブルを通すのが結構難儀。
 壁の中にグラスウールがあって、それが結構邪魔をするんですね。

 所持しているインバーターに一応アースを繋げるために、こちらもブロワーのアース線を分岐して引き込み。
 この時点で、部屋の壁にあけた丸穴15mmはちょいキツメ・・・。

 ここから、インバーターから出力されたソーラー100vを屋根裏に立ち上げるために、昨日アマゾンでポッチった如意棒を使用。
 これも結構難儀。棒は天井裏まで簡単に通せるのですが、部屋の穴が小さいのと、その通した棒に電線をひっかけるのが難しく、細い電線からFケーブルにギボシつなぎ。
 Fケーブル(単心1.6mm)は中途半端に硬いので、壁の胴縁とかに当たると曲がって引っかかるんですよね~。

 というか、この作業、一人でやるものではありません。上で引っ張る人と、下で押し込む人、引っかかった時にお互いで押し引きできれば、5分もあればできた作業なのですが・・・

 一人での作業なので、屋根裏に上って降りてを繰り返し、ほんと猫の手を借りたいぐらいw

 なお、この如意棒、次のスイッチ線の引き直しで壁の中に落としてしまい、この家の遺産となってしまいました。多分99%救出できない。というか上から見てもどこにあるのか見えない。
 スイッチ配線は、肩の高さにあるので、なんとか棒なしで天井裏まで通せました。

 そして、一通りの作業が終了したのは、夜の5時30分です。
 まさかのFケーブルが用意していた30M巻きで足りずに、ホームセンターに買い出しに行ったのが、かなりのロスですな。

 作業の出来栄えは、我ながらプロレベルです。
 私が急死しして、誰かがこの家に住むようになっても、電気屋さんならすぐに元に戻せる状態です。
 
 これ、2階建ての家だと、こんなDIYできないですからね~。
 我が家の注文住宅の設計に関しては、まったく悔いがありませんわ。

 家のすべてのLEDライト(リビング、寝室、書斎、キッチン、洗面、風呂、トイレ、玄関、ポーチ)と、換気扇(風呂、洗面、トイレ)の配線が一つになりました。
 これをインバーターに接続したところ、180Wの消費でした。さすがLEDライトですね、消費電力が少ないです。

 ここまで作業しているのに、ソーラーパネルは早くて水曜日着です。
 次の土日は、ツーリングの予定ですので、水曜の午後か、金曜日の午後に有給とって作業したいな~。

 現状は、バッテリーを無駄に消費させずに、ブラワーから分岐して引き込んだ商用100vの線に、LEDライトの線を繋いでいます。
 ソーラーでの発電ができなかった時のための配線です。
 我ながら、いい感じにシステムが組めています。

 楽しみですね~。ソーラーパネルが来たら、胸を張ってオフグリッドをやっていますと言えます!
 
 うちの庭の大きさ的には、クーラーを24時間稼働させたり、完全オフグリッド(電気屋さんの契約を止める)ことはできないので、あとは少しづつバッテリーを増やしたり、パネルを効率のいいのに交換したりぐらいかな。

 (太陽がサンサンに当たっている崖上の土地を買うという、究極のメニューもあるのですがねw)

コメント

タイトルとURLをコピーしました