ニンジャ400のサイドバッグ補助ステーを自作( タナックス MFK-217)

 ニンジャ400に、TANAXのサイドバッグ、モトフィズ スポルトシェルケース MFK-217を1年前から装着しています。
 サイドバック自体の大きさは、見た目と収納のバランスが取れています、なによりもバックの上に結構な量の荷物を積んで、スパイダーネットで固定できるというのが便利ですね。
 いい買い物をしたと思っています。

 ただ、唯一の残念ポイントというか、この手の後付けサイドバックの共通のダメな点ですが、左右でバランスよく固定するのが難しい点と、ニンジャ400特有ですがリアのウィンカーとかなり接触するんですよね。
 上記の写真では、左側がかなり浮いていて、右側がウィンカーに接触しているのですが、これ、数か月前は、逆に左側がウィンカーが斜め下向きになるほど接触していました。
 
 どう頑張っても、左右のバランスが修正できない(走ると振動で、ずれてくるし)&ウィンカーにダメージが蓄積しそうということで、ステーを自作しました。
 ちなみに、市販でキタコからニンジャ400用のサイドバックステーが販売されていますが、あれはどう見てもタイヤへの巻き込み防止用のステーで、スポルトシェルケース MFK-217にはまったく役に立たない構造となっています。

アルミの片長チャンネルで補助ステーを制作


 リアのフェンダーというか、ナンバーとウィンカーの部品を止めているボルトが丁度良い位置にあるので、このボルトで補助ステーを固定することにしました。
 ところが、この六角ボルトを緩めようとしても、レンチの入る隙間が足りない&ボールジョイントでも角度が足りないということで、リアシートを外して大本の部品を固定しているネジを緩めることに。

 ボルトを完全に取っちゃうと組み立てに苦労するのがミエミエなので、外したいボルトに六角レンチが入る程度にシートしたのボルトは緩めました。

 ノギスで測るには場所が狭いので、透明な板で目視とマジックペンで計測。

 アルミの片長チャンネルが、会社の工具室に用途不明で転がっていたので拝借して、穴あけ、カドを丸く削り、ステーを制作。
 現物合わせしたら、案の定穴の位置が2mm程度違っていたので、一回り大きく再度穴あけw

 たまたま、変な形のチャンネルを使いましたが、一般的なコの時でも、重量的には大差が無いとおもいます。

 とりあえず、バックをつけて確認。
 補助ステーを長くすると見た目的に変かなと思って、ウィンカーより短めにしましたが、ウィンカーと同じか、やや長いぐらいのほうが、バックの支えとしては機能的だったかなと思います。

 この補助ステーを付けることによって、左右のバランス、位置決めは劇的にやりやすくなりました。
 ま~バックの傾きを固定する仕組みがないというか、3本のベルトだけでは調整のできない傾きとかがあるので、100%左右のバランスが整うことはできないのですが、冒頭のステーなしの画像と比べれば、かなりの改善効果はあるかと思います。
 なによりも、ウィンカーと接触しませんし。

 アングルむき出しですと、1,2回のロングツーリングで、バックの底が擦れて穴が開きそうでしたので、これまた適当なゴム板を落ちないようにタイラップで固定しときました。
 おかげで、アルミのテカテカしていた銀色が、黒色に塗装した感じで目立たなくなって、一石二鳥!?

 サイドバックは少しハンドル側に固定して、ブレーキランプが見やすくなるように調整しましたが、実際に跨って運転しても、特にサイドバックがお尻に当って痛いとか、気になるとかはありませんでした。
 ま~、少々お尻がサイドバックに挟まれているのが、気になるといえば気になりますが。

 私は積極的にお尻を左右に動かして、膝すりをしてコーナーを攻めるような運転を全くしないので気にしませんが、気になる人は気になるかもね~。

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