平屋は夏熱い? 屋根裏に断熱材を並べてみた。

 平屋の家に住み始めて、初めての夏がやってきました。まだ6月の梅雨入り前ですが、夕方仕事から帰宅すると部屋の温度が32℃となっています。家中の窓を網戸に開放して、台所、トイレ、洗面、風呂の換気扇をフル稼働しても、外気温が25℃以下のはずなのに、台所は夜になっても30℃付近です。
 クーラーをつければ、猫部屋と居間はすぐに快適な温度になるのですが、屋根裏から熱が降りてきていると感じるので、断熱材をDIYで並べてみました。

もともと家の断熱性能は昭和世代

 平屋を建てたのは令和2年の今年ですが、断熱性能にはまったくこだわってなく、断熱性能の数値的には必要最小限です。断熱性能よりも、屋根裏を物置として使えるように天井裏にグラスウールを並べる天井断熱でなく、スタイロフォームという発泡スチロールの板を屋根裏に貼り付けています。
 設計の段階で、このスタイロフォームの厚みを倍ぐらいにしないと、次世代省エネ基準?だったかなの基準を見たさないのですが、厚みが倍になると工法も変える必要があるとのことで、必要最小限の厚みとなっています。
 平屋ですので、2階建ての家の2階に住んでいるようなものですね。
 とまあ、ガラクタを屋根裏部屋に保管するために断熱材をケチっていたので予想の範疇でしたが、エアコンの効きが悪いと電気代に影響するので、自分で断熱材を天井裏に並べてみました。

マットエース10を購入

 家を建てる際にお世話になった工務店さんに電話して、必要な量の断熱材を見繕ってもらいました。15坪分ほど必要とのことで、5坪分のマットエースMA10を3本購入。総計で23760円なり。
 10万円分のコロナ給付金のうちの4分の1がすでに消費されました。果たして値段なりの効果がでるのだろうか。

 昨日の土曜日に工務店さんと、建材問屋さんが自宅まで荷物を運んでもらいました。思ってたよりも小さいような、大きいような微妙な大きさ(太さ)でした。
 ただこのロール、結構重たいです。ホームセンターとかで3本も購入するようなものではないとは思いました。送料タダで運んでもらえたので、地元の工務店さん最高です。

断熱材を敷き詰める

で、朝からDIY作業です。

 この1ロールに5坪分のグラスウールが入っているのですが、どうやって袋を破るのか結構苦労しました。


 で、袋を開封すると、ぼわ~とグラスウールが膨らんで、すごい光景に。冬ならフカフカベッドと思ってダイブしたいところですが、すでに部屋の温度が30℃近くなので触れるだけで暑さを感じます。

 これを1個づつ持って天井裏に上がるのが、結構ハードな運動でした。1個の重さは数百グラム程度ですが、何往復もしないといけないし、かといってロール巻きの状態では一人では点検口に上げれませんでした。
 屋根裏に上げるところまで、工務店さんに手伝ってもらえればよかったな~と少々後悔。


 とまあ、朝から初めて昼過ぎには一通り完成。
 汗をやばいぐらいかいて、シャツもパンツもびったびった。6月の時期でこれだと、真夏日は屋根裏には入れないな~。
 100均のダイソーで購入したマジックハンドが大活躍しましたが、さすが100均、終盤にはバネの戻りが悪くなって壊れる一歩手前ぐらいまで劣化しました。
 思ったよりも綺麗に並べれたし、これなら梁の上に合板を置いて屋根裏部屋をDIYする余裕がありそうです。

 なお、天井裏に断熱材を並べる際に、壁と壁と隙間の通り道を塞いだり、天井を吊るしている木や電気配線で隙間がでないように施工しないと効果がないとネットで調べていましたが、DIYではそこまで出来ないですよね。
 根本的に断熱性能を求めるなら、天井裏ではなくて、部屋側をスタイロフォームで囲って、壁紙を貼りなおさないといけないですよね多分。

効果の程は未知数

 せっかくDIYで断熱材を天井裏に並べましたが、一日中クーラーを付けっぱなしで効果があるかどうか実感できていません。
 クーラーの風が回り込まない台所は30℃超えていますので、劇的な変化はないですね。よく広告でクーラー1台で家中が涼しいという超高性能断熱の家が紹介されていますが、実際本当なのか体験してみたいですね。

 今更、新しい家を建てることは出来ませんがね!
 猫用(ギター用)の出窓や、生活導線やコンセントの数等、ほかにこだわりもって設計したところは満足していますし、ホウレンソウもレタスも大根も既に収穫できたし、いい住まいです^^

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました