先日の琵琶湖ツーリングのために、OGK Kabuto(オージーケーカブト)のシステムヘルメット(Kazami)を購入したのが先週の金曜日、そしたら月曜日に「品質管理体制が基準を満たしていなかったとして、オートバイ用ヘルメットのJISマーク認証を取り消します」と経済産業省に通達されてました。
購入したシステムヘルメットは自分の中ではとても高評価で、このブログでインプレを書くのを楽しみにしていたのに、なんだかな~な気分です^^;
システムヘルメット購入の動機
いままで7年ほど被っていたヘルメットは、アライのオープンタイプのヘルメット(S-70タイプ)で、開閉式アダプター経由でバルブシールドを取り付けていました。
ボアアップした原付JAZZに乗っていた頃でも、最高速は80kmちょいあたりで、風圧による嫌悪感等は特に感じていませんでしたが、GSX125に乗り換えてから最高速が100kmちょい程でるので、風圧やら風切り音が怖くてフルフェイスを購入しようか検討しました。
今まではジェットタイプで、急にフルフェイスにするのは踏ん切りがつかなかったので、システムヘルメットをいくつかのメーカーで被ったのですが、
ショウエイのネオテック以外、どれも圧迫感があり!!
そして、ネオテック(NEOTEC2)は超絶高い!!
というわけで、しばらく購入を我慢していたのですが、やはり連れとツーリングに行ったときに、迎え風でそれなりに飛ばすと、風切り音で怖い、車線変更で横を向くとバルブシールドが跳ね上がりそうになる!、インカムの音も乱れるとまあ、ツーリング中の煩わしさを解消するために勢いで購入しました。
オージーケーカブトのKazamiにしたわけ
SHOEIのNEOTEC2は高すぎる。アライのも高いし、フイット感がいまいち。
ヤマハは値段がいいけどフィット感がいまいち。
1万円台以下のヘルメットは安全性や機能性に疑問があるので却下。
ま~値段的に選択肢がカブトのカザミしかなかったというのが一番の理由でもありますが、実店舗で購入すればフィッティングをしてもらえるので、一度店員さんに声をかけて、チークパッドをLサイズからXLサイズに変更(パットの大きさは薄くなります)したら、超フィット。
実売店のフィッティングでは、交換パッドの値段は無料でしたので、ネット価格と比べても遜色ないので購入決定。
次の日にツーリングで使用するので、店員さんにPinlockの曇り止めも取り付けてもらい、ヘルメットをお持ち帰り。
オージーケーカブトKazamiの評価・インプレ
アライのクラシックタイプのジェットヘルと比べたら、ヘルメットの重さは数百gは重たいはずですが、350km程の下道ツーリングの後でも、首が痛いとかの重たさは感じませんでした。
ヘルメットの重量配分が丁度良いのか、後部のスタビライザーの整流効果で負荷が軽減されているのかな。
もっと、重たさを感じると覚悟していたのですが、良い意味で拍子抜けです。
風切り音は、比較対象がジェットヘル+開閉式バルブシールドなので、大幅に改善。とはいっても風切り音自体はそれなりに聞こえますが、風が首からほっぺに回ってきたり、ガタガタと風圧を感じることがありません。
ベンチレーションは吸い込み音がするぐらい、気持ちよく風が入ってきますね。
まだ購入して数日ですので、インナーバイザー等の操作には不慣れですが、これは便利ですね。ツーリングの朝方は濃霧でしたが、pinlock装着でまったく曇らず、とはいえ水滴で見にくいのでシールドを跳ね上げて走れるのは感激。(ジェットヘルはバルブシールド跳ね上げて走ったら、首が折れそうにるなるというか・・・シールドが吹き飛ぶ)
見た目も結構気に入っていますので、無理してNEOTECを買わなくて良かったです。
今のところの欠点は、インカムの取り付け位置にベストな平面がなくて、両面テープで張り付けた土台が、しっかりと裏面全部が接着できていないところかな。
ま~NEOTECなら専用のインカムをビルトインできますが、それは二つ合わせて10万円近いコースですからね・・・無理です。家のローンを抱えてしまったので厳しい!
なおJIS規格ではない模様
冒頭でJIS規格の取り消しニュースを取り上げましたが、もともとカブトのシステムヘルメットはJIS規格は取っていないようです。
HPも取扱説明書も見ても、SGマークの説明はあるけど、JISマークのことは記載されていません。
実物のヘルメットにもSGとPSCマークしか貼ってありません。
なので、ニュースをネタに販売店に返金やら値引きも迫っても門前払いだな~と、そんな面倒なことしないし、ヘルメット自体はとても気に入っているので問題ありませんが、
次回バイク用品店に行った時に、OGKカブトの特売していたらショックだな~。
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