今年自治体から、風疹の抗体検査と予防接種の案内&クーポンが送られていました。放置していましたが、職場のパートさんが妊娠したこともあって、風疹抗体検査を受けてきました。
「抗体検査が無料でできる対象者」の判別がお役所仕事
送られてきたクーポン券と一緒に同封されていた案内状には、
・過去に風疹にかかったことがある
・過去に予防接種をし、記録がある
・平成26年4月以降に抗体検査を実施している
文章を大幅に省略しましたが、概ねそのようなことが書いていました。記録がしっかりと残っている人は対象外と読み取れますが、
「過去に風疹にかかったことがあるか不明、親に聞いても曖昧」
「母子手帳がないので、予防接種の記録がない」
の場合のような、「予防接種をしたのか、疾患したのか不明なので、確認のために抗体検査をしたい方」はどうなるんだろうという部分の案内がまったくありませんでした。
ま~、私の場合、わざわざ実家に電話して確認するのがめんどいので、予防接種も過去疾患も不明ということにして、病院で受診してきました。
なお、昔母親から聞いた覚えでは「麻疹、風疹、水疱瘡、おたふく」どれか一つは疾患してないはずです。多分実家に帰れば母子手帳は残っていると思うので、今度帰った時に確認してみようと。
病院での問診票に疑問
画像の問診票はネットで拾ったやつですが、私が書いたのもほぼ同じ内容でした。
「はい」か「いいえ」の選択しかなく、「不明・わからない」という選択肢がありません。
私、馬鹿正直に問いかけ文章の空きスペースに「不明」と書いて受付に渡したら、「はい」か「いいえ」、どちらかに〇を書いてくださいと言われました。どちらかを選択しないと、制度上受付できないようなニュアンスと受け取れました。
風疹にかかったか不明なのに、「いいえ」を選択させられ、予防接種をしたか不明なのに、「いいえ」を選択させられるのに、何か疑問というか・・・
制度的におかしいというか、予算少ないのか!?
風疹の予防接種をしてない世代に、抗体検査と必要に応じて予防接種をしてもらって、妊娠中の赤ちゃんを守ろうというのが主旨じゃないのか?
抗体があるか分からないので抗体検査を受けたいと思ったのに、私みたいな曖昧な記憶、確認するのがメンドイと思う人に対して、なんか配慮が足りないというか、お役所仕事だなと感じました。
お医者さんの口頭質問でも同じ受け答え
お医者さんが、その問診票の下部に、担当医療関係者の所見を書くのですが、その時も
「風疹に疾患したことがない」という項目(だったかな~、「はい」か「いいえ」の選択部分)に「いいえ」を打たれました。
医者いらなくね~?
「なんで、受けようと思ったの?」「実家に母子手帳とかありませんか?」とか一言も聴かれませんでしたわ。
こっちは不明と言っているのに、さっさと「いいえ」に〇を打たれると、なんだかな~と思う。
この問診票、どこかの天下り団体が回収して、アンケート集計みたいな事をするかと思いますが、超税金の無駄遣いと思いますわ。「いいえ」を強制的に選ばせられる問診票なんか書かせずに、抗体検査を実施だけでよくね~。何度も同じ人が実施できないためのクーポン券なんだし。
「不明だから、不安だから抗体検査を実施したい」という項目があればよかったのに、と思った一日でした。
コメント