筆算と定規とさくらんぼ算

今日、会社から帰って、晩御飯食べながらYahoo!ニュースを見ていたら、
筆算(掛け算、割り算)で手書きする線は定規を使わないと減点!!
という、強烈ビックリな話題がありました。

定規使う必要ないでしょ!!

クラスの半数の児童が、線が曲がって見にくい、計算ミスの原因になっているなら、解答用紙に薄く方眼マスを印刷すればいいと思いますが・・・、

なぜに定規を使うことが強制になるんだ?

フリーハンドで引けば1秒。定規を使うには、持ち上げて、あてて、位置を確認して、と3秒ぐらいかかりそうですわ。
100問あったら、1問に2本引くとして、600秒!

10分ですよ、10分。フリーハンドだったら3分半ぐらいなので、およそ6分も無駄な作業をすること。

杓子定規な事をしていてはダメですよね。あまりにもクネクネだったら減点すればいいだけで、定規を使っていないから減点って、そんな先生に減給だと言ってやりたい。

とまあ、杓子って「しゃもじ」「お玉」「柄杓」の事なんですね。何気に使った熟語も、調べると新しい発見が^^
そりゃ~「しゃもじ」で真っ直ぐな線は引けませんわ。

さくらんぼ算

同じように小学校で変わった教え方してないかな~と調べてみたら、「さくらんぼ算」なるものがあるようです。
実際の解答例を見るまで、なんの事かさっぱりわかりませんでした。

7+8=15

の繰り上がりで使う計算方法なのですが、

7+(3+5)=(7+3)+5=10+5=15

もう小学校を卒業して30年以上経っていますので、どうやって繰り上がりの足し算を覚えたのか不明ですが、たぶん考え方としては同じだったのかな~。

でもって、こちらもサクランボを記入しないと減点されるらしい(ネットの情報です。私子供いない。)
それが本当、どの小学校でも厳密にやっているというなら、変な世の中ですね。

これって、理屈的には8をサクランボのように2つに分けて、3と5にするのですが、なぜ7の方はサクランボにしないのかな。7に何を足したら10になるのかの数字を見つけないと、8を3と5に分けることができないと思いますが。
正確には

7 +    8     =
+((10ー7)+5)=
+(   3  +5)=

になるかと。さくらんぼ算というより、ぶどう算になりますが・・・。

とまあ、別にさくらんぼ算が悪いわけではなくて、解答用紙にさくらんぼ算の途中式(さくらんぼ)を書かずに、暗算したので減点するというのは・・・

その先生の給料を減給だな~。

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