楽器教室からの著作権料を徴収すると言い出した、JASRACこと、日本音楽著作権協会。
これは、さすがに巷でボロカスのように言われているように、
「カスラック」
と言われても、仕方ないと思います。
100歩譲って、徴収するのは妥当だとして、何故に、
大手の音楽教室の年間受講料収入に一律2%程
なんだろう。なんか根拠があるのだろうか・・・
というか、この2%という数字を出すために、無駄とも思える計算を数か月かけて行っているのだろうか・・・。
音楽教室も、いきなり収入の2%を差し出せと言われたら、さすがに反発するだろうに、それを見越しているのだろうか・・・。
やるとしても、まずは発表会での演奏で使う曲から始めればいいのに、何故に反発されるような提案をするのだろう。
そもそも音楽教室の先生は、不特定多数の人(生徒含む)に営利目的で、JPOPの新曲とかを披露するようなことが、頻繁にあるのだろうか。
先生の、著作権切れてない曲の演奏を聴くために、音楽教室に受講料を払っているわけでなく、
先生に、著作権料金を払った楽譜の曲を弾けるように、教えてもらうために音楽教室に行っているよね。
そもそも、クラギとかピアノの場合、初心者は著作権切れの練習曲がメインだと思うし。
音楽教室での先生の見本演奏なんて、長くて30秒ぐらいだし、生徒の演奏なんてグダグダ(でもない人はいるけど)なお金を払って聞くようなものにはならないし。
で、個人的な懸念は、
YOUTUBEでの演奏や、自分のサイトのような不特定多数の人にネットを使って演奏を披露する場合は、今後どうなるんだろう、少し不安です。
今のところは、YOUTUBEでの演奏は、JASRACとYOUTUBEで包括的な取り決めがあって問題ないはずですが、これに関しても、ネットで見かける情報は結構古いのしか見たことがないので、そのうち態度を変えるかもしれないし、
サイトでの演奏の披露(営利目的)は、ま~確かにグレーといえばグレー、白ではないかな。アマゾンのアフィリエイトを貼っているしね~^^;
音楽サイト運営者にも、サイト収入の2%を徴収となったら、どうやって申告するんだろうね~。そしてどうやって確認するんだろう。
仮に年間500円払ったとして、その辺の事務処理、確認の作業で、その500円は消えてなくなるような気がする。(500円だと、正社員が10分?ぐらい事務仕事したら、赤字だよね。)
ま~そんな、問題があるから、今回の件も大手の音楽教室だけで、個人の音楽教室には適応されないということだと思うけど・・・
それって、結局、獲りやすいところから徴収するということだよね^^;
コメント