猫の多頭飼いのデメリットとメリット

　ハワイに結婚結婚旅行に行っている知り合いの飼い猫を預かって、6日目。先住猫と迎え入れた猫との相性が良いのか、見かけ上は仲良く過ごしているようです。
　先住猫のテトは生後1年数か月の５．５ｋｇ。留守中に預かっている子猫は、生後推定３か月まで野良猫だった子です。両方とも雄で、先住猫のテトは、去勢済みです。なお、飼い主も雄（去勢はしてないが独身＾＾；）で、2部屋の社宅住まいです。
　預かっている猫なので、来週の頭には元の飼い主に戻りますが、多頭飼いで感じたことを書いてみます。

・多頭飼いのデメリット

　最初にメリットでなく、デメリットを持ってきたのは、猫同士の相性も大事ですが、飼い主の価値観、世話のやり方も結構大事かなと思って、デメリットを先に書いて見ます。

デメリットその１：食事の管理が大変。

　先住猫のテトは、大人用のカリカリ。基本的にお椀に出したものはすべて食べつくすタイプ。置き餌すると多分太るタイプ。
　預かった仔猫は、置き餌をしても、食が細いためか、少しづつしか食べません。

　テトは生後半年ぐらいで、回転式の自動給餌機は、無理やり回して食べてしまうぐらいだったので、それと比べると明らかに預かっている子猫は、食べるリズムが違うようです。なので、隔離しないと子猫が残したカリカリを、テトが食べつくしてしまいます。
　一人暮らしのため自動給餌機を使用していますが、多頭飼いだと年齢によるカリカリの選択や、食事制限等が、会社で留守中のとき行き届かないかと思います。特に子猫は胃が小さく食いだめが出来ないので、数時間おきにカリカリを与える方法を考えないといけないです。

デメリットその２：トイレの管理が大変。

　単純におしっこと、うんこの量が倍です。うんこを同じタイミングでしないので、僕は正直な所、メンドイと感じました。
　トイレシーツの数も倍の勢いで減って、燃えるゴミの袋の中が、ほとんど猫のトイレ関係です＾＾；

　本日、子猫を迎え入れて6日目ですが、先住猫のテトのおしっこの回数が、昨日から1日1回になっています。（以前は1日２～３回）
　4日目あたりまでは、大も小も今まで通りしてくれて、あまりストレスを感じてないかなと思っていましたが、6日目の今日、明らかにトイレに違和感を覚えているようです。

　もともとトイレは2個あって、子猫を預かった時に、その子のトイレも借りたのですが、子猫は一度も自分のトイレを使っていません・・・。
　紙タイプの猫砂より、鉱物タイプのシステムトイレが気に入ったようで、そちらばかりです。

　他猫の臭いがするためか、先住猫のテト、トイレに入っても、なにもせずに出てくるようになりました。
　それを数回見たので、これまた預かった時にもらった猫砂（紙砂タイプでないけど、細かいタイプ）で全量交換したら、交換後砂掻きを念入りに30秒ほどしたあと、見ている前でうんちしました。

　猫ごとにトイレを分けるのは難しいので、他猫の臭いを気にする猫ちゃんには、トイレ問題が出てくるかもしれませんね。

　なお、預かった子猫は、そのような心配は必要ないようで、お構いなく先住猫のトイレで用を足しています。

デメリットその３：健康管理が大変。

　預かって4日目かな、子猫が多分食べ過ぎで、吐き戻してしまいました。いつも食べている子猫用のカリカリよりも、先住猫のカリカリのが美味しいと感じたためか、目を離した際にガツガツ食べたようで、水を飲んでフヤけた後に戻したようです。
　そしたら、何故か先住猫もモライゲロ・・・？　こちらも子猫が残す子猫用のカリカリを食べていたので、お互い普段食べないものを食べたのが原因かな。

デメリットその４：早朝の大運動会で寝不足。

　昨日の夜、もう喧嘩してケガすることはないだろうと思い、寝るときに隔離せずに部屋を開放した状態で寝ましたが、朝の3時にドタバタ運動会に巻き込まれて起こされました。
　二匹で騒がれると、まったく寝れないです＾＾；本気を出した先住猫に甘嚙み？されて、子猫は泣き叫ぶのに、数秒後には先住猫に飛び掛かり再び追いかけっこを始めます。

デメリットその５：自分に何かあった時の対処が大変。

　社宅での一人暮らしですので、もし自分が入院するような事になったら、同じ社宅の人に、「鍵渡しますので、エサとトイレだけよろしくです」と半分冗談、半分本気で頼んでいますが、多頭飼いですと、このあたりも問題になってきますね。一匹預けるのと、二匹預けるのとでは、結構ハードルが違う気がします。

デメリットその６：猫の体がカリカリ臭い！！

　二匹で噛み合うので、毛づくろいが出来ない頭付近が、明らかにカリカリ臭します。

　これが今回の多頭飼い体験で、一番気になったところかも＾＾