慣らし運転とタペット調整

 先日ボアアップ作業後の慣らし運転のため、150km程を走行。
 そろそろ上限回転数を5000rpmから上げていくために、タペット調整とオイル交換をしました。
(タペット調整)
1.エンジンが冷えた状態で行う。
 会社から帰宅し、夕飯後開始。(本日は車通勤のため、まだエンジンはかけていない)
 まずは、左側クランクケースを外します。JAZZの場合、チェンジペダルとかはそのままでカバーが外れますね。
 ジュネレーターを半時計周りに回して、圧縮上死点をあわせます。
 よく見る赤丸を合わせる作業ですね。(写真だと少しずれてますが、手を離すと微妙にずれますよね・・・僕のだけだろうか。ボアアップ作業でヘッドを組み立ててたときに観察しましたが、この位置でも大丈夫かと・・・かと思います。)

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 圧縮上死点と排気上死点の見分け方ですが、自分はエアクリからの吸気音→圧縮上死点→無音→排気上死点→吸気音と、むき出しエアクリのおかげで分かりやすいです。
 排気上死点のときはロッカーアームにガタが全然ない、圧縮上死点のときはガタがあるでもあるかな。
 
 で、タペット調整、JUNのメーカー推奨値は0.05mmです。他のメーカーさんは排気の方が0.08とかが多いかな。なのでINを0.05mm、排気を0.06mmで調整してみました。
 アジャスターはデイトナ製です。今回が2回目なので慣れてはきました。
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 でも、今一あっているのかどうか不安です。0.05mmの場合
1.ロックナットを緩めて、0.05mmのゲージを挟む。
2.アジャスターで調整、ゲージに当たった感触があったら、少しずつ抜けなくなる一歩手前。
3.アジャスターを固定しつつ、ロックナットを締める。
4.確認は、0.04がすかすか、0.05がツツと入る、0.06がキュキュと入る、0.07がキツイけど入る、0.08だと入らない。
 となります。購入したゲージが安物なためか、どうも前後数枚が入るので微妙な調整が今一歩分からないですね^^;
(ゲージのたわみとか、感触的には各々0.01mmの差が感じられるので大丈夫とは思うのですが・・・。)
 で、調整して、エンジンかけて暖気。
 全然音が変わっていないような。少し触ったけど0.02mmの差とか誤差の範囲だね。
(オイル交換)
NUTECエンジンオイル NC-50 10W-50 を奮発して購入しています。
(このオイルが一応お勧めみたいです。)
初回慣らし運転のオイルは、ワコーズの化学合成油。
(でも、ホンダ純正よりも、結構いい値段するけどね~)
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カブエンジンだと、入れる量が少ないので、高性能オイルでも躊躇なく使えますね^^
車だとリッター2500円のオイル入れたら、諭吉さんが消えるよ・・・。
(でも、ボアアップエンジンは1000km毎にオイル交換を薦められているので、トータル的に諭吉さんが消えるか^^)
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さて、初回慣らしオイルの廃油を、ビニール袋に移して観察しましたが、キラキラ光る金属粉とかもなく、素人目には問題なさそうです。
明日から徐々に平均巡航スピードや回転数をあげつつ、たまに急加速とか7000rpmあたりを上限に緩急つけて慣らし運転を楽しむかな~。
距離にして500km程を超えるまでは、8000rpm以上は封印しておきます。
はやく性能をフル発揮してみたいな~。

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